一流の淑女だけが在籍を許される「桜心女学園高等部」に通う鈴ノ宮りりさ。学園で最も栄誉と誇りある称号「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」を手に入れるべく精進し、周囲からも一目置かれるほどのお嬢様だが、実は 一年前に母親の再婚で鈴ノ宮家に入った「元・庶民」だった。母親の期待に応えるため、本心を押し殺し、大好きだったロックやギターを捨て、お嬢様として振るまうりりさ。ある日、学園の憧れの的である黒鉄音羽と出会い、ひょんなことからドラムを叩く音羽を目撃し… 。
一流の淑女だけが在籍を許される「桜心女学園高等部」に通う鈴ノ宮りりさ。学園で最も栄誉と誇りある称号「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」を手に入れるべく精進し、周囲からも一目置かれるほどのお嬢様だが、実は 一年前に母親の再婚で鈴ノ宮家に入った「元・庶民」だった。母親の期待に応えるため、本心を押し殺し、大好きだったロックやギターを捨て、お嬢様として振るまうりりさ。ある日、学園の憧れの的である黒鉄音羽と出会い、ひょんなことからドラムを叩く音羽を目撃し… 。
義理の姉であるりりさに対し強い憎悪を抱く愛莉珠は、りりさを鈴ノ宮家から追い出す機会を日々伺っていた。一方のりりさは、アプリでバンドメンバーを募ったところ、吹奏楽団から下町の演奏会でのヘルプのオファーが舞い込む。腕試しに参加することにしたりりさと音羽は早速練習に勤しむが……。
今度こそギターと決別しお嬢様として生きるために、再び音羽とのセッションに挑むりりさだったが、身分や境遇など関係なく純粋にドラムを楽しむ音羽に呼応するかのようにロックへの想いを再燃させる。汗だくになりながらセッションを終えた二人は、互いを罵り合いながらも、ある決断をするーー。
音羽に煽られた勢いで、再びギターを手にしてしまったりりさ。もう二度とギターを弾かないと心に誓い、もう一度演奏しようと誘う音羽から必死で逃げ回るが、最後には音羽からの誘いに応じて2回目のセッションをすることに。自らの意志でギターと決別するために、音羽のドラムを叩きのめすことを決意する。
親の再婚で庶民から急遽お嬢様となった鈴ノ宮りりさは、彼女が通う「桜心女学園高等部」で優秀な生徒に贈られる「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」という称号を獲得するため、必死にお嬢様を演じ続けていた。そんなある日、学園を代表するお嬢様である黒鉄音羽と出会い、さらに音羽が音楽室でドラムを叩いているところを目撃する―――