ダンジョンに潜むドラゴンよ、お前をステーキにしてやる! 仲間を救うべく、地下に王国がとらわれているという迷宮を進む冒険者一行。飢えをしのぐため、襲い来る魔物を食べながら踏破を目指す。
ダンジョンに潜むドラゴンよ、お前をステーキにしてやる! 仲間を救うべく、地下に王国がとらわれているという迷宮を進む冒険者一行。飢えをしのぐため、襲い来る魔物を食べながら踏破を目指す。
チェンジリングの作用により別の種族の姿になったライオスたち。元に戻る方法が分からないまま、慣れない体で迷宮を進んでいく。 他の種族の姿になれる、便利なはずのチェンジリングだが、なぜ市場に流通していないのかと疑問に思うチルチャック。そんななか、ガーゴイルがライオスたちを襲う。
センシはなぜ迷宮で暮らし、魔物食を研究しているのか――。その過去が明らかになる。かつて坑夫団に所属していた若かりし日のセンシ。遺跡を探索中に迷宮を発見した坑夫団は、迷宮の深部に迷い込んでしまう。食糧も尽き、さまよう一行は巨大な鳥の化け物に襲われ、ひとり、またひとりと魔物に殺されていく。
迷宮とは思えない風光明媚な村へ迷い込んだ一行。ひとときの穏やかな時間を過ごす。村の統治者であるヤアドは、かつてシスルと名付けられたエルフの少年が、いかにして狂乱の魔術師と呼ばれる存在となるに至ったかを語り始める。そこにはシスルなりに、大切な人を守りたいという強い想いが秘められていた。
地上へ帰還したカブルーは、迷宮での顛末を報告するために島主のもとへ向かう。しかし、すでに“カナリア”と呼ばれる西方のエルフの部隊が、迷宮を明け渡すよう島主に迫っていた。カブルーは交渉の場に乗り込み、自分がかつて迷宮から現れた魔物により滅びた村の出身であることを告げるとともに、エルフたちにある提案をする。
魔術で獣人にされた顔見知りに脅かされ、その魔術を解く方法を見つけなければならなくなるライオスたち。その後、マルシルの悪夢の中に入ったライオスは、彼女にとって最大の恐怖と向き合う。
ライオスたちは魔物と化したファリンを救うために、迷宮の主である狂乱の魔術師と対峙することを決意する。ファリンの痕跡をたどりながら改めて迷宮の深部を目指す道中で、激しい吹雪に見舞われる。視界が悪いなか、なんとか屋内へ避難するが、気づけばライオスたちの姿が増えていて――!?
迷宮からの帰還を決断したライオス一行。一方、時は少しさかのぼり、またしても全滅していたカブルーのパーティーは、運よくタンスによる蘇生を受ける。しかし食糧を失い、やむを得ず撤退の途についていたその道中、霧の中で魚人の襲撃に遭う。カブルーは襲いかかる魚人たちの行動に、ある既視感を覚えるが……。
空腹を満たすために生ける絵画の中に入り込んだライオスは、謎めいたエルフの怒りを買う。その後チルチャックが小さな部屋に閉じ込められるが、そこには怒れるミミックがいて...。