水原可奈は、剣道が得意な健康優良女子高生。可奈のクラスにアメリカのMITを卒業した転入生・燈馬想がやってきた。ふたりは様々な事件や問題を解決していく。
水原可奈は、剣道が得意な健康優良女子高生。可奈のクラスにアメリカのMITを卒業した転入生・燈馬想がやってきた。ふたりは様々な事件や問題を解決していく。
可奈の家の近所で連続強盗事件が続き、とうとう殺人事件が起こった。強盗事件のうちの1件は、さえない大学院生・千田川が自作自演で起こしたと分かったのだが、千田川は「殺人は断じてしてない」と主張する。水原警部が千田川を追い詰めていくが、立件するには決定的な証拠がない。しかし、可奈と想が聞いた何気ない会話から、事件は一気に解決する!
可奈の学校の近くに、延々と宇宙の話を聞かせる迷惑な“海賊ジャック”が出没。探偵同好会の宝さがしに可奈も駆り出され、ある会社の金庫を盗みに行くが、おじけづいて何も盗らずに帰ってくる。しかし翌日、盗まなかったはずの金庫がジャックのテントから見つかる。どうやって一人で金庫を盗んだのか? 数学の難問「ポアンカレ予想」の証明に想が挑み、海賊ジャックの正体を暴く!
可奈と想が「ホラー屋敷」とうわさされる古い洋館に足を踏み入れると、可奈は突然昭和9年にタイムスリップ! 可奈は想にそっくりの大学生・総一郎に出会い、総一郎の下宿先のトラブルに巻き込まれる。事故死した富豪の子である兄妹3人が、それぞれ相続を主張するが、遺産が何かは誰にも分らない。現代に戻りたい可奈だが、淡い恋心を抱く総一郎を置いて戻ることをためらう…。
水原刑事の部下、笠山杉道。通称“火サス刑事”の笠山のもとに、サスペンスドラマの常連で、やや人気が下火になった女優・渚幸代のストーカー事件が飛び込んでくる。サスペンスドラマと渚の大ファンの笠山は、ドラマのようなロケーションと状況証拠に胸を躍らせて事件の解決を試みるが、ことごとく失敗する。燈馬と可奈が手助けして推理と証明を続行するが…。
燈馬を捜してアメリカの大学時代の研究仲間のロキとエバがやってきた。燈馬が大学を去ったのは研究論文をデータごと何者かに消し去られた事件がきっかけだった。天才が2人いることを嫉妬したロキの仕業だという噂が流れ、燈馬とロキの間にはシコリが残ったままだ。燈馬をアメリカに連れ戻しに来たのだと思った可奈の心は、急に落ち着かなくなる…。
学園祭で可奈の女子剣道部はメイド喫茶を企画。燈馬も駆り出して夜の教室で準備をしていると、停電が起きた。軽音楽部と落研と探偵同好会もイベント準備作業が止まってしまった。電気が復旧するまでにそれぞれ学校を抜けて食事を買って戻ると、4つの教室全部が荒らされていた。いったい誰が!? 可奈は燈馬をまねて、それぞれのグループのアリバイと動機を洗い出して事件の犯人を証明しようとするが…。
可奈の家の近くの人形作家、故・七沢克美の人形館で殺人事件が起こった。亡くなったのは七沢の人形の熱狂的なコレクターである金融業の阿久津。容疑者は七沢の娘で可奈の幼なじみの鈴子、鈴子の婚約者の吉野、そして人形館の管理人・安岡の3人。はたして犯人は?