平和な時代を迎えたブリタニアに影を落とす、忌まわしき不吉な予言。清き心を持つ少年はまだ見ぬ世界を知るため、そして大切な人の敵を討つために、壮大な旅へと飛び出してゆく。
平和な時代を迎えたブリタニアに影を落とす、忌まわしき不吉な予言。清き心を持つ少年はまだ見ぬ世界を知るため、そして大切な人の敵を討つために、壮大な旅へと飛び出してゆく。
ランスロットとの特訓中、魔力によって生まれた『もう一人のパーシバル』。再びその魔力が己に宿る時、パーシバルはこれまでにない力が湧き出すのを感じる。やがて『炎災の月』が止み、ベヒモスへ向かう時がやってきた。キャメロットを目指す者たちと、それを阻まんとする者たちの戦いが目の前に迫る。
ベヒモスの周囲に炎の雨を降らす『炎災の月』が終わるまでの間、ランスロットの特訓を受けるパーシバル隊の面々。課せられた課題に臨む中、改めて自分の心と感情に向き合うことになるナシエンスとアン。一方、次の戦いに備えていたトリスタンは、魔神族の闘士・シュバルツから呼び出され、決闘を挑まれる。
〈黙示録の四騎士〉を始末するべく魔界にやってきた刺客・モートラックたちに単独で戦いを仕掛けるガウェイン。その一方で、刺客の一人であるローズバンクと出会ったパーシバルは対話をしようと試みる。同じ頃、魔界の城にいるトリスタンは、魔神王ゼルドリスからキャメロットに通じる扉についての情報を得るが……
キャメロットへの手がかりを見つけるため、魔神族のイオと共に魔界へやってきたパーシバルたち。その光景を見た時、パーシバルの脳裏にかつてこの場所にいたという不思議な記憶が蘇る。一方、侵入者を捕らえるために動きだす魔神族。彼らを束ねるのは――
大切な仲間を失い、離れ離れになりそうな皆の心を必死につなぎとめるパーシバル。その頃キャメロットでは、ウォルナックでの戦いの結果を知ったアーサーがさらなる刺客を送り込もうと画策していた。一刻も早くキャメロットを見つけるべく、手がかりを掴みたいパーシバルたちだが……
キャメロットから来た刺客・ティーニニックを倒し、はぐれた仲間たちとの合流を急ぐパーシバルたち。一方、戦いの中で毒を受けたイゾルデと共に移動するアンとジェイドの行く手に、もう一人の刺客・マクダフが立ち塞がる。それぞれの想いを懸けた戦いが始まろうとしていた。
壁の街・ウォルナックの鎮魂祭に参加し、亡き大切な人々に想いを馳せるパーシバルたち。その背後に、アーサーが送った2人の刺客、マクダフとティーニニックが迫る。その頃、謎の女性と共に街を歩いていたトリスタンは、恐るべき彼女の正体を知ることに――
ギネヴィアをキャメロットに連れ去った後、自宅に戻るイロンシッド。そこで【ある家族】に迎えられたイロンシッドは、普段の冷酷な姿とは違う一面を見せる。一方、旅の途中で壁の街・ウォルナックを目指すパーシバルたちは、その動きをギネヴィアの魔力を利用したアーサーに知られてしまう。
仲間たちと共にキャメロットを探す旅に出ることになったパーシバルは、はやる気持ちを抑えきれずにいる。一方、リオネスに滞在している謎の少女・ギネヴィアと再会したランスロットは、彼女の正体とその魔力、そして心に抱えた悲しみを知ることに……
キャメロットの襲撃から一夜明け、謁見の間に呼び出されたパーシバル隊の面々は、メリオダスと王妃エリザベスに労いの言葉をかけられる。しかし、〈黙示録の四騎士〉であるパーシバルの【リオネス到着】という一つの目的が果たされた今、ドニー、ナシエンス、アンの三人には、ある悲しい予感があった……。
リオネス王国に到着したパーシバル達の前に現れた宿敵、アーサー・ペンドラゴン。アーサーは自らが治める国・キャメロットでは誰も苦しまず、悲しまず、さらには亡くした大切な人とも再会できると語る。真実か否か、パーシバルや人々が翻弄される中に駆けつけたのは、リオネス王・メリオダスだった。
ランスロットが不在のなか、ガランとメラスキュラが融合して復活。そのすさまじい力に劣勢を強いられるパーシバル、トリスタン、ガウェインを守るべく、王国の聖騎士たちが立ち上がる。
黙示録の四騎士は見事な連携を見せ、混沌(こんとん)の使徒たちを撃破。ある気配を察知したランスロットは、リオネス城へと急行する。そして城の地下牢にはある人物が侵入していた...。
リオネス王国の前国王は、黙示録の四騎士にまつわる不吉な予兆を夢に見る。パーシバルと仲間たちは誤解を解いてトリスタンと手を取り合い、逃げ出した4人目の騎士の捜索を開始する。
リオネス王国に到着したパーシバルたちは、王様に謁見するべくリオネス城を訪れるが、運悪く王様は不在。その上、ひとりで町を散策していたパーシバルは、トラブルに巻き込まれてしまう。
煉獄(れんごく)に住まうとされる幻獣、ケリーに立ち向かうパーシバル。一同はアードベックを追って不思議な洞窟の中に入るものの、そこにはアードベックが仕掛けたわなが待っていた。
果敢に戦うパーシバルの力は黒の騎士ペルガルドを驚かせるが、ペルガルドはまだ本気を出してはいなかった。戦いが激しさを増したその時、謎の赤いきつねが2人の間に突然割って入る。
祖父と一緒に辺境の地で暮らす少年、パーシバル。16歳の誕生日を迎えるパーシバルは、まだ見ぬ広大な世界について語る祖父の言葉に興味を示さず、夕飯の心配をしているようだったが...。