18世紀初頭の西洋社会に似た国に剣と魔法や妖精、蒸気機関のみならず内燃機関から重機関砲、あるいは人格機能まで持つ人工知能搭載のロボットマシンまでが存在する架空の世界を舞台に、性格・立場の違う美少女二人の友情と冒険譚を描く。
18世紀初頭の西洋社会に似た国に剣と魔法や妖精、蒸気機関のみならず内燃機関から重機関砲、あるいは人格機能まで持つ人工知能搭載のロボットマシンまでが存在する架空の世界を舞台に、性格・立場の違う美少女二人の友情と冒険譚を描く。
レオンガルド艦長室にて、ノイシュバーン王と対峙するハイデル王とリタ。また、動力室破壊に成功するローデンとティナ。戦争を終結させるために…。再会の約束を果たすために…。強い絆で結ばれたティナとリタが運命に立ち向かう!!
サンガトラス国最大の戦艦“レオンガルド”によって、激しい砲撃にあうウエルベール国。レオンガルドを破壊するべく特殊戦闘機“カラス”に乗り込む一同。ティナとローデンは動力室破壊へ。そして、リタとハイデル王はノイシュバーン王に会いに。それぞれの目標に向かって、彼女たちはいざ動き出す!
ローデンから真相を聞き、嗚咽するティナ。その時、事態は急変! 誓約違反をしたサンガトラス国のランバノフ王を失脚させたグリーダム国のノイシュバーン王は、そのままサンガトラス国を統治することとなった。そして、意外にも「元凶はウエルベールだ!」と説いたノイシュバーン王は、ウエルベール国に宣戦布告する!
“死神蜂の口笛”を吹いているローデンを見て驚愕し戸惑うティナ。翌日、ハイデル王の計らいにより、リュードの手配書を街中に張り出された。しかし、自分の“親の仇”が“リタの兄”という事実を信じられないティナは、真実を求めて動き出す。
ハイデル王にリタ帰還の報告をするため、ウエルベール城に入った一行。着慣れないドレスを身に纏い恥ずかしがるティナ。そんなティナを見て、シェリーとガラハドも苦笑する。そこへドレス姿のリタも現れ、いざハイデル王が待つ謁見の場へと向かう。
ティナのリタを思う気持ちに後押しされ、無事結ばれたリタとガラハド。そしてとうとうウエルベール国に戻ってきた一行。リュードのことを考え、険しい表情で街並を見つめるティナ。そんな中、突然体から蒸気を吹き出すボルジュラックを見て、ティナたちが駆け寄る!
2人目の“死神蜂の男”ジェローム・ザナックから真実と、そして最後の“死神蜂の男”リュードの居場所も聞いたティナ。そこはなんとウエルベール国だった! 再びウエルベール国を目指す一行。その途中、ティナは自分の気持ちを整理するべく、ガラハドへの告白を決意する。
2人目の“死神蜂の男”がいるロンダー国のブートスに到着した一行。ラモンから貰ったメモを頼りに訪れた場所は、なんと人々が行き交う市場だった! 戸惑うティナたちの前で、突如銃声が轟き、市場は騒然となる。その中、ティナたちは情報収集から戻ったガラハドから緊迫した街の状況を聞き…。
自分の気持ちのせいで、ジンと別れてしまったことに思い悩むティナ。だが、2人目の“死神蜂の男”がいるロンダー国を前に、空元気なティナを心配するリタたち。すると、高熱で意識をなくしているシェリーにティナが気づき…。
ティナは、ロイ・ラゼルの死という現実を受け止め、新たに2人目の“死神蜂の男”を捜す旅を再開した。旅の途中、剣術の練習をしていたガラハドの元にやってきたティナは、彼に剣術を教えてもらう。その様子を木陰から見ていたジンは、思わず険しい表情になる。
人気も少ない早朝。決意した表情で、銃器屋に入っていくティナ。手を震わせながらも実弾を込めようとするティナに、ガラハドは苦言を呈す。そしてとうとう、ティビニア国のルクスに到着した一行の間近に、1人目の“死神蜂の男”ロイ・ラゼルが迫る!
早速、1人目の“死神蜂の男”がいるというティビニア国のルクスを目指すために地図を広げたティナたち。すると、悪路ではあるがレガール国を通っていく最短ルートをガラハドから提案される。レガールという言葉を聞いたティナは、表情が強張り、何かを思い出す。
無事グリーダム国の首都フリージアに到着した一行。リタは、訴状を届けるために。ティナは、“死神蜂の男”を捜しに。それぞれの目的を果たすため、リタとティナは別々の道を行くことを決意する。だが、固い絆で結ばれている2人はどこか寂しげな表情を見せる…。